ミャンマーという国
こんにちは。
先日ミャンマーへ視察に行きました。
この国について、技能実習の観点から感じたことを綴っていきたいと思います。
1 国民性
私が知る限りの他アジアの国々よりも温和でおとなしい印象、がつがつしていない感じです。
ベトナムに比べ車の運転も若干優しい?ように感じました。
仏教の国なので悪事を働くと来世での報いがある考え方があるようで人間はいいのかなって感じます。
旅行者は多く、アジアに限らず西洋の方の姿も多く見られます。
2 政治と治安
治安はヤンゴンにいる限り悪いとは思いませんでした。ただし停電が頻繁にあるため、施設には発電機の設置が必須です。
私が出国チェックイン中にも空港が停電しましたが、皆何事もなかったかのように業務を続けていました。
実習生関連に限ってかどうか分かりませんが、上層部の判断のみで全てが決まる印象です。
3 インフラ
治安やインフラがかろうじて整っているのはヤンゴンのみ。車で1時間も走ると自家製?の住宅が結構見られます。
ヤンゴンでは渋滞が社会問題化しているようで、街中を走る99.9%が日本の中古車。
スマートフォンの普及率は高い印象でした。
ヤンゴン市内は土地(建物)価格は結構高い模様。
4 収入
聞いた話では、ヤンゴン市内で月収1万2千円~3万円。ヤンゴンを離れると8千円ぐらいか?との話です。
立派な住居もあれば、郊外は電気も水道もない状態で、貧富の差は相当あると感じます。
5 送出し機関
数社視察しましたが、現時点で直ぐに送り出せるレベルの送出し機関は無いと感じました。
まだ日本の家庭学習レベルであり、ハード面ソフト面両方不十分である感想です。
いずれにしろミャンマーという国から実習生を迎えるには時期尚早である印象を受けました。
ただ、実習生としては国民性は向いていると思うので今後長期的に考える必要はあると思います。